光則寺
「立正安国論」建白の地！

1274年頃に宿屋光則(やどやみつのり)が建立。ここは日蓮が「立正安国論」（他宗の信仰を止め、法華経を信仰すれば国が安泰になると説いたもの）を北条時頼（鎌倉幕府第5代執権）に差し出した場所とされる。日蓮が佐渡に流されたとき、時頼の家臣であった宿屋光則は、日蓮の弟子である日朗を屋敷の牢に閉じ込めていたが、次第に日蓮の人物に傾倒し、日蓮が赦免になると、屋敷を寺院に改修した。様々な花が咲く花寺で推定樹齢170年超の海棠（カイドウ）（鎌倉市指定天然記念物）は「鎌倉三大カイドウ」とされ、「かながわの花の名所100選」「かながわ名木100選」にも選ばれている。

「光則寺」の見所探し

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  【境内】立正安国論建白の地

  

  光則寺の総門。総門には拝観料を納める箱が置かれている。箱の上には境内の花マップが用意されており、貰うことができるが境内に咲く花の種類が多いせいか、かなり字が細かい。

  

  総門から本堂までは数十メートル程度。境内はそれほど広くはない。ちなみに写真の両脇に見える木はこのお寺の名物とも言えるカイドウの木。樹齢170年超と伝わる。

  

  「どんなトコロ？」に書いたように光則寺には日郎が閉じ込められた土牢がある。土牢のある場所はこの階段が目印。「土之牢大門」（？）と書かれている。

  

  階段を上って道なりに進むと光則寺の裏山にたどり着く。そしてここが日郎が閉じ込められていたという土牢。土牢の周りは補強されているようだが、中は当時のままにしてあるのか、天井が崩れていた。

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  【春】幼稚園周辺の桜と光則寺の名物カイドウの花

  

  光則寺の境内では桜はあまり見られないが、隣接する幼稚園の周辺の桜が綺麗に咲く。

  

  こちらは光則寺の名物的存在のカイドウ。本堂前の両脇に咲く。桜よりもピンク色が濃くて鮮やか。

  

  色が鮮やかな光則寺のカイドウ。

  【撮影】2014年4月上旬

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  【梅雨】あじさい、花しょうぶ、など

  

  光則寺のあじさい。様々な種類のあじさいが鉢植えされていた。

  

  光則寺のはなしょうぶ。この他にもキョウカノゴなどの花が咲いていた。

  【撮影】2013年6月上旬

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  【晩秋】光則寺の紅葉

  

  光則寺の紅葉。他の場所では見られない珍しい紅葉。前述の「花マップ」によるとオオモミジという種類らしい。

  【撮影】2013年12月上旬

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【その他】 紅葉、など

※見頃（開花時期）については鎌倉周辺地域のおよその見頃時期を表示。